ジョルノがポルポの矢でレクイエム化しなかった理由(ジョジョ5部)

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ジョルノがポルポの矢でレクイエム化しなかった理由(ジョジョ5部)



ジョジョの奇妙な冒険・5部「黄金の風」の終盤、主人公のジョルノ・ジョバーナが矢を手にしました。


自分の体に突き立てることにより、レクイエムの能力が開花。

「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」が発動しました。


でもジョルノって、序盤で矢に刺されていた気がするんですが。

この時、どうして能力が発動しなかったんですかね?


どうやらポルナレフが、何か言っていたようなのですが…

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ジョルノ・ジョバーナがポルポの矢でレクイエム化しなかったのはなぜ?


ポルポのスタンド・ブラックサバスの口から飛び出した矢が、広瀬康一を狙います。

ジョルノは康一を助けるために、ゴールド・エクスペリエンスの手を出して刺されてしまいます。


「スゴク痛い…」と言いつつ耐えていたのですが…

この時、なぜか「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」は発動していませんでした。


ポルナレフが矢で指を傷つけた程度でも、レクイエムの片鱗を垣間見たにもかかわらず。


スタンド使いとして覚醒するためには、本体を矢で刺します。

一方スタンドを進化させるには、本体ではなくスタンドを刺すという違いがあります。


ポルナレフの場合も、自分のシルバー・チャリオッツに矢を刺しレクイエム化したわけですが…

序盤のジョルノの場合も、ゴールド・エクスペリエンスの手に刺さっているんですよね。


なので、レクイエムが発動する条件としては同じなはず。


しかしなぜジョルノがポルポの矢では、スタンドが進化しなかったのか?

ネットやSNS上で見かけた意見は、こういったものがありました。

・矢の種類によって効果が違う?

・力が足らず、まだ資格が無かった?

ここからは、これら2つの意見を検証してみます。

ポルナレフが持っていた矢は、特別な効果を持つ種類だった?


まず、1つ目の意見。


矢には「スタンド使いにする矢」「スタンドを進化させる矢」の2種類があるというもの。


ポルポ・虹村形兆・吉良吉廣(写真のおやじ)が持っていたのが、前者。

ポルナレフが持っていたのが、後者。


確かにポルナレフの持っていた矢じりは、前者の矢じりと微妙にデザインが違っています。


しかし、通常のデザインの矢じりと比較して何が特別なのか?

…という説明は、一切されていませんでした。


6部までに計6本の矢じりが登場していますが…


同じ原料(隕石)から作られているとすれば、宿っているウイルスの種類も同じ。

矢じりのデザインが違うだけの理由で、個体ごとに効果が違うとは考えられなません。


あくまでも加工した職人?が製作時にデザインを変えただけで、深い意味はないと思われます。


もし、矢じりごとに効果が違うとしたら…

隕石を加工した人物に特別な力があったとすら考えられてしまう。


そうなるともはや、ウイルス云々関係ない。

本末転倒というか…

序盤のジョルノ・ジョバーナには力が足らず、ポルポ戦では資格が無かった?


次に、2つ目の意見。


序盤のジョルノ・ジョバーナには、レクイエム化する資格が無かった…というもの。


ディアボロの言葉を借りるなら…

組織入りする前のジョルノは、まだ「未熟な新入り」で「器ではなかった」。

なので、「矢に拒否された」のでしょう。


普通の人間が矢に刺された場合も、スタンド使いになれるかなれないかの厳選がされます。

なれれば生存し、なれなければそのまま死を迎えます。


さらに、スタンド使いの中から厳選がされ…

選ばれた者だけが、レクイエム化という段階に一歩進めるのでしょう。


ディアボロも、「矢は資格のある者を選ぶ」と言っていましたし。


ポルナレフも、レクイエムの片鱗を説明する中で「力のある者が使えば」という条件をサラッと言っていました。

これらを読み飛ばしていた人多数だとは思いますが…


序盤のジョルノ・ジョバーナには力が足らず、資格が無かった。

矢にも選ばれず、レクイエム化せず、単にダメージを受けただけ。


その後ジョルノは、ベイビィフェイスとの戦いの中で新たな能力が生まれていました。

当時の彼には、成長する伸びしろがまだ残されていた…ということでしょう。


一方、ポルナレフはどうか?というと…

戦闘者として再起不能なのでコントロール出来なかったものの、レクイエム化には成功しています。


長き戦いの人生を歩む中、すでに資格・力を持っていたのでしょう。


もっと言えば…

ポルナレフが五体満足だったら、レクイエムもコントロールできたのでは?とも考えられます。


ネットで見かける「序盤のジョルノって、なんでレクイエム化しないの〜?説明はよ」といった意見は…


ポルナレフがレクイエム化出来た経緯から、「レクイエム化なんて、誰でもなれるんじゃね?」と思った読者の多さを物語っています。


ポルナレフの言った「力のある者」を「スタンド使い全員」と解釈し…

「スタンド使いなら、誰でもレクイエム化できる」

…と思ったのか。

「ポルナレフ「ごとき」でもレクイエム化したんだから、誰でもレクイエム化するんだろ」…と思ったのか。

…と思ったのか。

「誰でもレクイエムに進めるんだから、序盤のジョルノでもレクイエム化してもいいはず」

…と思ったのでしょうか。

矢に刺された時の変化は三段階?


なぜ「矢に刺される」という条件は変わらないのに、別の現象が起こるのか?

矢に刺された場合、こういった段階があると予想できます。

・第一段階:スタンドの才能があり、生存できる → 全てのスタンド使い

・第二段階:レクイエムに進める → 終盤のジョルノ、再起不能のポルナレフ

・第三段階:レクイエムをコントロール可能、全生物の精神を支配する能力を獲得 → 終盤のジョルノ

序盤のジョルノは第一段階止まりで、レクイエム化すら出来なかった。

再起不能のポルナレフは第二段階(レクイエム)に進めたものの、コントロールは無理で暴走してしまった。


こう考えられます。

もちろんこれらも、あくまでも個人が考えた一つの意見に過ぎないのですが。

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